スーパーやコンビニのお惣菜コーナーでよく見かける”やきとり”。「もも、つくね、ねぎま、鶏皮、もも」等の定番メニューに加えて、地域によっては「豚バラ」も人気です。
美味しそうにパック詰めされていると、つい手が伸びてしまいます。ごはんにもお酒にも合い、手軽に食べられて満足感もありますよね
こんにちは、私は現役内科医師の「えま」です。医師歴25年、総合診療部や代謝内科で勤務してきました。一人暮らしの中で、日々の食生活を工夫しながら過ごしています
今回は、スーパーやコンビニで売られている”やきとり”をテーマに、どんな栄養かを確認して、健康的に食べる工夫を整理します。
🧑⚕️この記事を読むことで、「自炊しなくても健康的に過ごすために、やきとりをどう活用すれば良いか」が分かります。
🧑⚕️結論として、やきとりは上手に選べば一人暮らしの強い味方になります。
やきとりの特徴は次の通りです
✔️やきとり(鶏肉):低脂質で高たんぱくのものが多い。ただし種類によって脂質は異なり、”鶏皮”や”ぼんじり”など脂質が高めな部位もある。
✔️豚バラ串:脂質が多めでカロリーも高い傾向があるので、食べ過ぎに注意。
✔️塩分:やや多め。
やきとりを食べる際、気を付けるポイントは、
✔️やきとりだけで食事を済ませると、脂質・塩分が多くなりがち。食べ過ぎないよう気を付ける。
✔️不足しがちな野菜を、積極的に取り入れる。
✔️購入時には必ず、商品パッケージの「栄養成分表示」を確認する。カロリーと塩分をチェック!
🧑⚕️心穏やかな一人暮らしには、健康が欠かせません。美味しそうなものを衝動的に買うのではなく、「どう組み合わせるか」を意識するだけで、未来の自分の体が変わっていきます。
やきとりの基本構成と地域の違い
一般的なスーパーやコンビニの「やきとり」は、1パック3〜5本入りで300〜500円程度。
たとえば、次のような種類が売られています。
| 種類 | 主な特徴 | カロリーの目安(1本あたり) |
| 鶏皮 | 脂質が多く、香ばしい | 約150kcal |
| ぼんじり | 脂質多めでジューシー | 約130kcal |
| つくね | 糖質や脂質やや多め | 約100kcal |
| もも | たんぱく質豊富、脂肪も適度 | 約90kcal |
| ねぎま | 野菜入りでややヘルシー | 約80kcal |
| むね | カロリー控えめ | 約70kcal |
| 豚バラ | 高カロリー・高脂質 | 約180kcal |


地域によっては、「やきとり」といえば鶏ではなく豚を指すところもあります。
たとえば北海道や福岡では「豚バラ串」が人気で、塩とタレを選べる店舗もあります。

”やきとり”が鶏じゃなくて豚バラの地域があるって、意外ですね

豚肉なのに「とり」って、面白いですね
豚バラもジューシーでおいしいけど、健康的にはちょっと気になる…
栄養のポイント:高たんぱく!脂質の多い部位は食べすぎ注意
やきとり(特に鶏もも・むね・ねぎまなど)は、カロリー控えめで、たんぱく質がしっかり摂れる点が最大の特徴。1本あたり約8〜10gのたんぱく質が含まれ、健康づくりに役立ちます。
鶏皮やぼんじりなど脂の多い部位は、ビタミンAやコラーゲンを含みますが、脂質とカロリーが多くなりがち。1〜2本を目安に、他の部位と組み合わせると良いでしょう。
「タレ」か「塩」か? 味の選び方と食べ方の工夫
糖質制限ダイエットをされる方は、「糖質の多いタレよりも、塩が良い」とお考えかもしれません。しかし、タレ味を選んだ場合、実際の1本あたり糖質量はごくわずかです。むしろ、塩分過多に注意が必要です。
タレか塩で悩むよりも、食べ過ぎない、脂質少なめのもも・ねぎまを中心にする、野菜を一品足すといった、全体のバランスで調整するほうが現実的です。
🧑⚕️つまり、我慢するだけではなく、食べ方を工夫しましょう。健康的な食習慣は、そんな小さな積み重ねです。
豚バラ串は美味しい!食べすぎ注意
豚バラ串は、地域によっては「やきとりの主役」といえるほど人気があります。特に福岡や北海道では、鶏よりも豚バラが一般的で、地元の文化として根付いています。
ただし、栄養面で見ると脂質とカロリーが高めのため、量を調整する意識は大切です。
豚バラ串を健康的に食べるには、次の点に注意しましょう
✔️週に数回食べてもよいが、本数を食べ過ぎないよう心がける
✔️野菜をしっかり添える
やきとりは、塩分摂り過ぎに注意!
🧑⚕️やきとりは味付けがやや濃く、1パックあたり2〜3gの塩分を含むことがあります。
厚生労働省の1日塩分目標(食塩相当量:男性7.5g・女性6.5g)から考えると、やきとりだけで1/3〜半分を占める場合も。特に「タレ+豚バラ」「塩+鶏皮」などを一度にたくさん食べると、塩分も脂質も過多になりがちです。
みそ汁を添える場合も、塩分の濃い味噌汁ではなく、減塩タイプがお勧めです。

濃い塩味ばかりだと、それが習慣になります。

慣れるって怖いですね…

習慣は変えられます。今から変えていけば、大丈夫ですよ。
やきとりを健康的に食べる3つの工夫
1.やきとりだけで食事を済ませると、脂質・塩分が多くなりがち。食べ過ぎないよう気を付ける
これまで見てきたように、脂質、塩分の摂り過ぎには注意が必要です。特に、脂質が多めの「豚バラ、鶏皮、ぼんじり」ばかり食べ過ぎると、カロリー過剰になります。
出来れば、色々な種類のやきとりを食べましょう
2.不足しがちな野菜を、積極的に取り入れる
やきとりはたんぱく質中心です。ビタミン・食物繊維は不十分。
スーパーのカットサラダや冷凍ブロッコリー、ミックスベジタブルなどと組み合わせると、バランスが良くなります。
3. 商品パッケージの「栄養成分表示」を確認する。カロリーと塩分をチェック!
スーパーの惣菜コーナーでも、最近は「カロリー」「たんぱく質」「脂質」「塩分」が表示されています。
同じ種類のやきとりでも、メーカーによって脂質が全然違うこともあります。特に、カロリー、塩分を確認しましょう。
やきとり+αで整える一人暮らしごはん例
| 組み合わせ | メニュー例 | 栄養バランス |
| バランス型 | やきとり3本+サラダ +ご飯+減塩みそ汁 | 良バランス |
| たんぱく強化型 | やきとり4本+豆腐 +ブロッコリー | 筋トレ後に◎ |
| 時短型 | やきとり+冷凍野菜スープ +パックご飯 | 忙しい夜向け |
| 罪悪感ゼロ型 | やきとり2本+カット野菜 +おにぎり1個 | カロリー控えめ |
まとめ:やきとりは「賢く選べば健康食」
やきとりの特徴は次の通りです
✔️やきとり(鶏肉):低脂質で高たんぱくのものが多い。ただし種類によって脂質は異なり、”鶏皮”や”ぼんじり”など脂質が高めな部位もある。
✔️豚バラ串:脂質が多めでカロリーも高い傾向があるので、食べ過ぎに注意。
✔️塩分:やや多め。
やきとりは、調理不要。手軽に栄養が摂れます。上手に使えば、自炊しない人にとって理想的な時短おかずです。
やきとりを食べる際、気を付けるポイントは、
✔️やきとりだけで食事を済ませると、脂質・塩分が多くなりがち。食べ過ぎないよう気を付ける。
✔️不足しがちな野菜を、積極的に取り入れる。
✔️購入時には必ず、商品パッケージの「栄養成分表示」を確認する。カロリーと塩分をチェック!
🧑⚕️美味しさと健康の両立は、ほんの少しの意識から始まります。
食べ方を工夫すれば、やきとりだって活用できます。どうせ食べるなら、楽しく健康的に食べたいですね😊

手抜きでも、体を気づかう食べ方はあります。

自炊しなくても、健康を意識できるっていいですね。
免責事項
・本記事で提供する健康情報は、あくまで一般的な内容であり、一個人としての経験や知見に基づいて発信しています
・紹介する食品や食材を多量に摂取することで、病気が治ったり、健康がより増進するものではありません
・サプリメントや健康食品は、あくまで日々の食事を補う手段の一つです。持病のある方や薬を服用中の方は、自己判断せず、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください
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