ソーセージは手軽な食材です。お湯でボイルするだけなので、ズボラ飯にぴったり。魚肉ソーセージならそのまま食べられます。
そんなソーセージですが、どれくらい食べたら「一食分」のたんぱく質を摂れるのでしょうか?🤔
こんにちは、現役内科医師の「えま」です。医師歴25年、総合診療部や代謝内科で勤務してきました。一人暮らしの中で、日々の食生活を工夫しながら過ごしています。
今回はソーセージを取り上げます。いろいろな種類がありますが、いずれも動物性たんぱく質を含んでいます。一食当たりどれくらい食べると良いのでしょうか?
例えばシャウエッセンには1本(20g)あたり2.5gのたんぱく質が含まれます。魚肉ソーセージ(ニッスイ おさかなのソーセージ)には1本(70g)あたり6.3gのたんぱく質が含まれます。
1日に必要なたんぱく質の量をおよそ60gとすれば、シャウエッセンなら24本、おさかなのソーセージ(70g)なら10本です。
つまり、1食あたりではその3分の1として、シャウエッセン(20g)を8本、またはおさかなのソーセージ(70g)を3本程度。ソーセージだけでたんぱく質を摂るのは、ちょっと大変そうです。
過去に紹介した納豆、サバ缶、サラダチキンで手軽にたんぱく質が摂れますが、ソーセージも候補に入れてよいでしょう。ただし、ソーセージだけではややバランスが悪いようです。
つまり、ソーセージだけでなく、肉・魚・大豆製品などを組み合わせて、たんぱく質を摂る必要があります。
また、脂質・塩分が多めである点にも、注意が必要。塩分摂り過ぎに注意しましょう
心穏やかな一人暮らしには、健康が大切。美味しく手軽に、「そこそこ健康的」な食生活を送りたいものです。この記事が、その一助になれば幸いです😊
ソーセージの”たんぱく質量”は?商品別に確認しよう
ソーセージは手軽ですが、種類によってたんぱく質量が大きく異なります。
ここでは、読者がよく買うであろう2種類を取り上げ、1本あたりの成分を整理します。

シャウエッセン(ニッポンハム)
<1本: 約20g>
たんぱく質: 2.5g
脂質: 6.2g
カロリー: 66kcal
特徴:あらびきポーク肉(豚肉)を天然の羊腸に詰めた、本格的あらびきウインナーです

おさかなのソーセージ(ニッスイ)
<1本: 70g>
たんぱく質: 6.3g
脂質: 6.5g
カロリー: 123kcal
特徴:おさかなと植物性素材が主原料のフィッシュソーセージです
🧑⚕️ソーセージは動物性たんぱく質を含みますが、1本で得られる量は多くありません。一食分のたんぱく質を摂るためには、ある程度の本数が必要です

ソーセージって意外とたんぱく質少ないの?

はい、本数でカバーする必要がありますね
”肉を食べた感”のわりに、たんぱく質は控えめなんです
たんぱく質は足りる?…結論は「本数が必要」
一日に必要なたんぱく質を約60gと考えると、ソーセージだけで補うのは現実的ではありません
一日当たりでは、
・シャウエッセン(20g):一日当たり24本
・おさかなのソーセージ(70g):一日当たり10本
一食あたりでは、
・シャウエッセン(20g):約8本
・おさかなのソーセージ(70g):約3本
となります
🧑⚕️「ソーセージだけでたんぱく質を満たすのは難しい」のです。
そのため、ソーセージは「おかず(主菜)の一部」として使い、他の食品と組み合わせて補うのが現実的です。
ソーセージは忙しい一人暮らしに向いた食材。調理も片付けも簡単
①圧倒的に手軽で時短になる
シャウエッセンはボイル・電子レンジ・焼く(フライパン)のいずれでも美味しく食べられます。
手間と美味しさのバランスで、ボイルがおすすめです。
シャウエッセン おいしい調理方法
魚肉ソーセージならば、そのまま食べてもOK。洗い物がほぼゼロなのは大きなメリットです。
②保存性が高く、常備しやすい
シャウエッセンは冷蔵庫で保存すれば、比較的もちます。
魚肉ソーセージは常温保存できる商品もあります。
「帰宅してすぐ食べたい」という日に、自宅ストックがあると便利です。
③おいしくて、栄養がある
シャウエッセンは、パリッとした歯ごたえとジューシーな肉汁、香辛料の風味で満足感があります。
魚肉ソーセージは、そのままでも料理に入れてもおいしい。魚肉ソーセージは良質な脂質やカルシウムを含んでおり、手軽に”お魚の栄養”を摂ることができます。
ソーセージのデメリットも知っておこう
🧑⚕️ソーセージは便利ですが、注意点もあります
①たんぱく質量が控えめ
肉の食感に対して、含まれるたんぱく質はそこまで多くありません。「肉を食べているのに、ソーセージだけでは意外と満足度が低い」と感じる理由のひとつかもしれません
②脂質・塩分が多め
商品によって差はありますが、一般に脂質と塩分が多くなりがちです。「たんぱく質を摂ろう」と思って本数を増やすと、脂質と塩分も増えてしまいます。
どんな食材でも、同じものばかり沢山食べると、栄養がかたよりやすいので注意が必要。パッケージラベルに食塩相当量が表示されているので、確認しましょう。
③主菜にするには、”量”が必要
シャウエッセンは1本あたり20gなので、本数を食べないとたんぱく質が足りません。
また、どんなに美味しくても、同じ食材ばかり食べると飽きやすいものです。他の食材と組み合わせるのがベター。
つまり…
🧑⚕️ソーセージを上手に食べるコツは、色々な食材と組み合わせて、味わいや栄養に多様性が出すことです。

ソーセージだけでおかずになると思っていました

他のおかずとあわせて食べた方が、色々な食材が摂れて良いですね
食事には「多様性」が大切なのです

そういえば遠足のお弁当にも、ウインナーと玉子焼きが入っていました

栄養と愛情の詰まったお弁当。良いですね
具体的な組み合わせ例
ソーセージを上手に取り入れるなら、たんぱく質が多い食品と組み合わせるのがポイントです
①サラダチキン+ソーセージ
サラダチキンはたんぱく質豊富なので、ソーセージとの組み合わせは良いチョイスです。ただし塩分量が多くなりがちなので、ラベルの「食塩相当量」表示を見て、塩分摂り過ぎに注意しましょう。
②納豆+ソーセージ
和洋ミックスであり、たんぱく質がしっかり摂れます。ソーセージの「動物性たんぱく質」と大豆の「植物性たんぱく質」は特徴が違うので、良い組み合わせです。
③卵料理+ソーセージ
スクランブルエッグにソーセージを加えると、一気に主菜らしくなります。小さなフライパン一つで簡単に調理出来て、朝食にもぴったり。
自炊が苦手な方でも、すぐに作れる一品です。一度チャレンジしてみませんか?
④サバの缶詰+ソーセージ
サバの缶詰は、開けるだけで食べられるのに、高たんぱく・不足しがちな脂質・カルシウム・ビタミンDなどが含まれています
塩分摂り過ぎに気をつければ、ソーセージとの組み合わせは良さそうです

ソーセージは美味しいけど、どうしても物足りない…

たんぱく質の多い食品を、1つ足してみましう
まとめ
ソーセージは手軽で美味しく、一人暮らしにとって強い味方です。
ただし次の注意点があります。
💬ソーセージは、たんぱく質がやや控えめ。卵・納豆・サラダチキンなどと組み合わせましょう。
💬ソーセージだけでなく、主食(炭水化物)と副菜(野菜)も摂りましょう。
💬ソーセージは、脂質・塩分が多めです。塩分摂り過ぎに注意しましょう。
🧑⚕️ソーセージを上手に食べるコツは、色々な食材と組み合わせて、味わいや栄養に多様性が出すことです。
今の自分も将来の自分も、どちらも自分です。
上手にソーセージを活用して、これからも健康にお過ごしください😊
関連記事の紹介
カレーライスにウインナーをトッピングすると、手軽な食事が完成します。塩分摂り過ぎに注意しつつ、簡単な野菜追加でバランスも整います
詳しくは、【レトルトカレー: たんぱく質と野菜が不足しやすい!】をご覧ください
不足しがちな「たんぱく質」を、サラダチキンで手軽に摂ることが出来ます!
詳しくは、【サラダチキン: 朝食におすすめ!】をご覧ください
さばの缶詰はコスパ最強!必要な栄養がしっかり摂れる食材です
詳しくは、【さばの缶詰】をご覧ください
野菜は足りていますか?
自炊しない一人暮らしでは、野菜不足になりがちです。カット野菜や冷凍野菜も使えます!
詳しくは、【野菜不足のあなたへ】をご覧ください
納豆はたんぱく質、ミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富で、体にうれしい食品です。健康的なうえ、お手軽・節約食材でおすすめです
詳しくは、【納豆: 朝食におすすめ!】一人暮らし・ズボラ飯を考えるをご覧ください
免責事項
・本記事で提供する健康情報は、あくまで一般的な内容であり、一個人としての経験や知見に基づいて発信しています
・紹介する食品や食材を多量に摂取することで、病気が治ったり、健康がより増進するものではありません
・サプリメントや健康食品は、あくまで日々の食事を補う手段の一つです。持病のある方や薬を服用中の方は、自己判断せず、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください
・当サイトでは、個別の健康相談には応じておりません。現在、治療や保健指導を受けている方は、必ず担当医の方針を優先してください








コメント