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【スポーツジムはコスパが良いか?】医師の生活習慣術

スポーツジムアイキャッチ 考え方
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一人暮らしの方にとって、健康は命綱です。そして、健康づくりには生活習慣の改善が欠かせません。つまり、<食事・運動・たばこ・飲酒・ストレス・歯の健康>の見直しです
「運動不足は気になっているけど、仕事で疲れて余裕がない」…そんなお悩みを持つ方は少なくありません

こんにちは、現役内科医師の「えま」です。医師歴25年、総合診療部や代謝内科で勤務してきました。一人暮らしの中で、私も健康管理を工夫しています

普段は食生活を取り上げていますが、今回は番外編として「健康づくりのための運動習慣」を取り上げます。健康づくりには運動習慣が欠かせません。「休みの日には運動するけど、普段は全く運動しない」ならば、やはり運動不足でしょう
普段の生活で「スポーツジム」を利用することに意義はあるのでしょうか?支払った会費に見合うのでしょうか?
運動で一番大切なことは”安全”です。普段の生活に取り入れる運動習慣には、「通勤時に歩く・自転車を使う」「エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う」「スポーツジムを活用する」等が一般的ですが、通勤時や仕事中の運動には注意が必要です

雨の通勤時に無理をすれば、転倒・転落・衝突事故のおそれがあります。天気が悪い&暗くて視界が悪い&疲れている&急いでいる…。そんな時には、事故のリスクが高まります。また、仕事中に無理をして階段から落ちれば、労災事故になります
「天気の悪い日や疲れているときは、無理をしない」「階段昇降時には手すりを持つ」などの安全対策が欠かせないのです

スポーツジムで運動する最大のメリットは、「安全」と「運動の多様性」だと私は思います。空調の効いた明るい室内で、習慣的にストレッチ・有酸素運動・筋トレを行えることは、それなりにコストに見合うと思われます
無理のない範囲で運動をして、ジムで入浴して帰れば、結果的に光熱費や掃除の手間も減らせます

コスト・手間・安全性・運動の効率性を考えて、上手に「スポーツジム」を利用してみてはいかがでしょうか?

生活習慣改善10カ条
その1【運動】適度な運動を毎日続けよう

まずは今より10分多くからだを動かすことから始めましょう。10分歩くと約1000歩!
無理しない程度に、毎日続けることが大切です

引用元:全国健康保険協会 ウェブサイト

スポーツジムの月会費、本当に「価値がある」のか?

結論から言えば、上手に活用できる人には十分に価値があると思います。ただし、入会しただけでは何も変わりません。ジムは“通ってこそ”意味がある場所です

では、ジムに通う価値は何でしょうか。それは、安全で快適な環境の中で、体を動かす習慣をつくることができるという点にあります。運動不足を気にしている方が、天気や時間に左右されずに運動を習慣化できる。この魅力について、もう少し掘り下げていきます

筋トレ
ストレッチ

スポーツジムの魅力は「安全」「習慣化」「運動の多様性」

スポーツジムを利用する一番の利点は、天候や環境に左右されにくく、比較的安全であることです

普段の生活に取り入れる運動習慣には、「通勤時に歩く・自転車を使う」「エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う」「スポーツジムを活用する」等が一般的ですが、通勤時や仕事中の運動には注意が必要です

雨の通勤時に無理をすれば、転倒・転落・衝突事故のリスクがあります。天気が悪い&暗くて視界が悪い&疲れている&急いでいる…。そんな時には、特に事故のリスクが高まります。また、仕事中に階段から落ちれば、労災事故になります
「天気の悪い日や疲れているときは、無理をしない」「階段昇降時には手すりを持つ」などの安全対策が欠かせないのです

自転車関連事故の特徴

自転車関連の死亡・重傷事故の相手当事者は、その約75%が自動車で最も多くなっています。
自転車と自動車の事故のうち、出会い頭衝突による事故が約55%で最も多く発生しており、このような事故では自転車側にも安全不確認や一時不停止等の違反が多く見受けられます。

引用元:警察庁 自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~

ジムであれば、明るい室内で安心して体を動かせます。また、季節や天気に関わらず温度・湿度が一定に保たれており、快適に過ごせます。開放的な空間で音楽を聴きながら体を動かすことは、気分転換にもつながります

さらに、周囲に同じ目的の人がいることで「行けば自然に運動する」状態になります。自宅ではどうしても「明日でいいか」となりがちですが、ジムに行くことで“切り替えスイッチ”が入るのです

そして、ジムでは様々な運動が可能です。通勤途中にストレッチや筋トレは難しいですが、ジムではストレッチ・有酸素運動・筋トレが、すべて出来ます

ジョニー
ジョニー

仕事で毎日疲れているから、運動は難しいです

えま
えま

無理は続きませんよね。運動を習慣化できる『仕組み作り』が大切です

ジョニー
ジョニー

ジムの会費を節約したいな…

えま
えま

危険な状況で運動してケガをした方が、結局は損かもしれません
健康づくりの運動は安全第一。ジムで安全に運動しませんか?

スポーツジムを「上手に使いこなす」3つの工夫

スポーツジムを日常に取り入れるには、無理なく続ける工夫が欠かせません。私自身は、一人暮らしの生活の中で次の3つを意識しています

①「ついで利用」を意識する
通勤や買い物の帰りに寄るなど、特別な予定にしないのがポイントです。「仕事帰りにはジムで軽く汗を流して、シャワーを浴びて帰るんだ」と習慣化してしまえば、継続率が上がります

②「完璧を目指さない」
長時間の運動をする必要はまったくありません。完璧を目指し過ぎると苦痛になり、結局続かないのです。5分でも10分でも、「続けられる範囲」で運動することが何より大切です。続けていると生活の一部になり、「今日は運動していないから、何となく気持ち悪いな」と思うようになれば、運動習慣はあなたのものです

③「入浴目的でもOK」
私がジムを使い始めたきっかけは、実は“お風呂”でした。「シャワー代節約したい」「掃除を減らしたい」という理由から通い始め、気づけば運動も習慣化していたのです

ジョニー
ジョニー

ジムに行く目的がお風呂になるとマズいのでは?

えま
えま

お風呂のついでに、ちょっと運動する…
それくらいの軽い気持ちで、軽く運動することから始めましょう

ジョニー
ジョニー

そんなので良いんですか?

えま
えま

無理なことは、続きませんからね

ジムの会費が気になる方へ 〜健康投資とお風呂代と割り切ろう〜

スポーツジムは確かに月会費がかかります。ですが、予算の範囲内で“コストに見合うリターン”が得られるなら、十分価値がある投資です

仕事で疲れて帰る社会人にとって、 「毎日自宅でストレッチ・筋トレ」というのは、なかなかハードルが高いもの。疲れているときほど、「やろう」と思っても体は動きません。ジムにお金を払って運動習慣を手に入れ、シャワー代も浮くならば、“会費以上のリターン”を得られるでしょう

ジョニー
ジョニー

通勤だけで疲れてしまいます

えま
えま

勤務先の近くに住めば、通勤疲れを解消できますよ
ジムに通う余裕も生まれます

ジョニー
ジョニー

勤務先の近くは家賃が高くて…

えま
えま

転職して収入をアップしたり、通いやすい会社に移ってみては?

ジョニー
ジョニー

転職活動か…。考えてみようかな

えま
えま

「転職活動」にリスクは無いので、早速行動してみては?
特に若い人ほど、選択肢は多いですよ

疲れている人こそ、無理のない「仕組みづくり」を

仕事終わりの時間は、気力も体力も限界に近いもの。そんなときに大切なのは、「やらなければ」ではなく、無理なく習慣化するという考え方です
スポーツジムなら、短時間でも目的に応じた運動ができます。トレッドミルで10分歩くだけでも、筋肉をほぐし、リフレッシュを実感できるはずです

また、ジムの明るい空間は安心感を与えます。暗い夜道を走ったり、雨の日に自転車で無理をするよりも、 安全にリフレッシュできる環境があります。活用する価値はあると思います

ジョニー
ジョニー

疲れているから、入会してもジムには行けなくなりそうです

えま
えま

心身の限界に近いならば、無理をし過ぎている可能性があります
人生には『頑張り時』が確かにありますが、ずっとでは倒れてしまいます

ジョニー
ジョニー

そんな余裕がないのです

えま
えま

自分をいたわることも大切です
ジムで心身をリセットできる程度の余裕は、必要だと思います

ジムは「運動するだけの場」ではなく「生活のリズムを整える場」

スポーツジムというと、「鍛える人が行く場所」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実際には、「体を整える」「心を切り替える」ための空間として利用する人も沢山います

軽く汗を流して、温かいシャワーを浴びて帰る。そんな毎日の繰り返しで、仕事の疲れが自然と軽くなっていく。それは、まさに“生活のリズムを整える行為”と言えるでしょう
忙しい社会人こそ、ジムは「健康のための努力」ではなく、「自分をリセットするための仕組み」として利用すればよいと思います

免責事項

・本記事で提供する健康情報は、あくまで一般的な内容であり、一個人としての経験や知見に基づいて発信しています
・紹介する食品や食材を多量に摂取することで、病気が治ったり、健康がより増進するものではありません
・サプリメントや健康食品は、あくまで日々の食事を補う手段の一つです。持病のある方や薬を服用中の方は、自己判断せず、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください
・当サイトでは、個別の健康相談には応じておりません。現在、治療や保健指導を受けている方は、必ず担当医の方針を優先してください

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