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動画を見ながら食事を楽しむコツ|「ながら食い」を味方にしよう

動画を見ながら食事アイキャッチ 考え方
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一人で食事をするとき、ついスマホやパソコンで動画を再生してしまう——そんな人は多いのではないでしょうか。

「ながら食い」は行儀が悪いと言われることもありますが、一人暮らしの食卓ではむしろ自然な光景です。
問題は、動画に夢中になるあまり、食べすぎてしまったり、食事の内容をまったく覚えていなかったりすること。

こんにちは、現役内科医の「えま」です。医師歴25年、総合診療部や代謝内科で勤務してきました。一人暮らしの中で、日々の食生活を工夫しながら過ごしています。

この記事では、動画を見ながら食事を楽しむための具体的なコツを紹介します。

「ながら食い」を完全にやめることは現実的ではありません。ちょっとした工夫で、食事の満足感を保ちながら、食べすぎや早食いを防げばいいのです。

この記事を読めば、一人飯の時間がもう少し心地よくなるはずです。

動画は「選び方」で食事の質が変わる

動画を見ながら食事するとき、何を見るかはとても大切です。選び方のポイントは3つあります。

①テンポがゆっくりな動画を選ぶ

「画面から目が離せない動画」は、食事のおともには向かないかもしれません。

興奮するアクション映画や続きが気になるドラマは、画面に集中しすぎて食事のペースが乱れてしまいます。旅行系のVlogや知識系チャンネルなど、画面から目を離しても話についていけるものは、かむ(咀嚼する)リズムを保ちやすいでしょう。

②ある程度長い動画を選ぶ

ある程度長い動画を選びましょう。1分以内のショート動画は、終わるたびに次を選ぶ操作が必要になります。食事中に何度もスマホを触っていると、食べることへの意識がどんどん薄れていきます。
30分前後の動画をあらかじめ選んでおくと、食事中に操作する必要がなくなります。

③耳だけで理解できる動画を選ぶ

耳だけでも、ひとまず理解できる動画を選びましょう。トーク系のPodcast風動画や、ナレーションで進む解説動画は、画面を見なくても内容が把握できます。
自然と目線が料理に向きやすいので、食べているものを意識しやすくなります。

えま
えま

私は音楽や勉強系の動画を流しながら食べることが多いです。
耳だけで内容がわかる動画なら、咀嚼中に画面を見なくても話についていけるので、自然と食事に意識が向きやすくなります

ジョニー
ジョニー

画面に集中しすぎると、自分が何を食べているのか分からなくなりますよね

音量を下げるだけで、早食いが自然と減るかも

「動画を一時停止して食事に集中しましょう」というアドバイスをよく見かけますが、現実的にそれができる人はあまり多くないでしょう。
動画を見たくて食事の時間を楽しんでいるのに、そんなことは無理です。

そこで現実的な工夫として、音量を少し下げることをおすすめします。音声が小さくなると、無意識に画面への依存度が下がり、口の中の食感や味に意識が向きやすくなります。
完全にオフにする必要はなく、BGM代わりくらいがベストです。

もうひとつ試してほしいのが、噛んでいるあいだだけ画面を見て、飲み込んだら次の一口を取る、というリズムを意識することです。
噛む回数が増え、食べ終わるまでの時間が自然と伸びます。満腹感は食べ始めてから時間が経つにつれて出てくるため、このリズムが食べすぎの防止につながると思われます。

ジョニー
ジョニー

噛んでいるあいだだけ画面を見る、というリズムを意識するだけで、食べ終わるまでの時間がけっこう変わります

えま
えま

そう意識すると、噛む回数が増えるかもしれません

よく噛むことで、適切な満腹感を感じやすくなります

【よく噛むことは、面倒くさい?!】一人暮らし医師のズボラ飯
よく噛むことは体に良い!「時間がない」「面倒くさい」…ダイエットにも役立つコツをお伝えします!

食事を始める前に「何を食べるか」を決めてしまう

動画に集中しているとき、食欲のブレーキは働きにくくなります。

そのため、食事を始める前に「今日は何を食べるか」と「どれだけ食べるか」を決めてしまうことが有効です。

具体的には、『食べるものをすべて机に並べてから動画を再生する』、というルールを作るだけで十分です。食事の途中に「もう一品」「もう一杯」と席を立つ回数が減り、結果的に食べる量が落ち着きやすくなります。

逆に言えば、動画を見ながら「なんとなく冷蔵庫を開ける」という行動が、食べすぎの原因になりやすいです。動画を止めて冷蔵庫に向かう手間を、食べすぎの防波堤として意識的に使いましょう。

ジョニー
ジョニー

以前は食べながら冷蔵庫を何度も開けてたけど、先に全部出しておくようにしたら、余計に食べることが減りました

たったそれだけで変わるのですね

食後の「ダラダラ視聴」こそ注意が必要

食事中の動画よりも、実は食べ終わった後にそのまま視聴を続ける「食後のダラダラ」が問題になることがあります。

食べ終わったのに席を立たずに動画を見続けると、手が自然に追加の食べものへ伸びやすくなります。気が付けば、おやつをダラダラと食べていませんか?

そんな『ダラダラ視聴&ダラダラおやつ』を防ぐための、三つの方法を提案します

①飯テロ系や大食い系の動画は避ける

とくに注意したいのが、飯テロ系や大食い系の動画です。食事中に見ている分には、すでに食べるものが机に並んでいるので実害はほぼありません。しかし食後にそのまま見続けると、「もう一品食べたい」「何か甘いものが欲しい」という気持ちが誘発されやすくなります。おやつに手が伸びるとしたら、動画の内容が引き金になっていることも少なくないでしょう。

②部屋に「お菓子のストック箱を置かない」

意志の力に頼らず、環境を整えることも有効です。手元にお菓子のストックがなければ、食べようにも食べられません。まとめ買いや買いだめを避けて、部屋に余分な食べものを置かないようにしておくのがいちばんの対策です。

③さっさと歯を磨くのは、ダラダラ食い予防に有効

また、食べ終わったら早めに歯を磨く習慣もおすすめです。歯磨き後に何かを食べるのは気が引けるという心理が、自然なブレーキになります。動画をそのまま楽しみながら、食後の余計な食欲だけをうまく手放しましょう。

④洗い物は、動画の一時停止中に済ませよう

食べ終わったら、食器をシンクに持っていく動作をひとつ挟むのもおすすめです。

この「席を離れる動作」が入ると、ちょっとしたリセットになります。この動作で、「食事は終わったんだ」と脳が認識しやすくなります。そのままサッと洗い物やごみ捨てを済ませれば、その後が楽です。また戻って動画を見ても構いません。

⑤歯磨きしながら動画を見よう(お好みで)

洗い物の後に歯磨きの準備まで済ませて、歯を磨きながら動画を見てもいいですね。

「洗面所以外で歯は磨きたくない」とお考えの方は、ここは飛ばして構いません。

まとめ:動画視聴の「ながら食い」をするならば、ちょっと工夫しよう

動画を見ながら食事することは、一人暮らしの食卓では日常の一部です。無理にやめる必要はありませんが、少しの工夫で食べすぎや早食いは防げます。

ポイントをまとめます。

  • テンポがゆっくりで、長めで、耳だけで理解できる動画を選ぶ
  • 音量を下げてBGM感覚にする
  • 食べるものは先にすべて机に出しておく
  • 食後は食器を片づけてから視聴を再開する

どれも「ながら食い」をやめる必要がないコツです。

食生活は健康の基本です。あなたに合ったやり方で、一人飯の時間を楽しみましょう。

免責事項

  • 本記事で提供する健康情報は、あくまで一般的な内容であり、一医師としての経験や知見に基づいて発信しています
  • 紹介する食品や食材を多量に摂取することで、病気が治ったり、健康がより増進するものではありません
  • サプリメントや健康食品は、あくまで日々の食事を補う手段の一つです。持病のある方や薬を服用中の方は、自己判断せず、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください
  • 当サイトでは、個別の健康相談には応じておりません。現在、治療や保健指導を受けている方は、必ず担当医の方針を優先してください

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